メッセージの配信方法
- メッセージを友だちに一斉配信するにはどうしたらいい?
- 画像を付けたりカルーセルにしたり、メッセージを簡単にカスタムしたりできるといいな
- ターゲットごとにメッセージの内容を変えてみたい
LINE公式アカウントには、友だちである複数のユーザーへまとめて情報を届けることができる「メッセージ配信」機能があります。同じテキストメッセージや画像を友だち全員に配信するだけでなく、複数の画像をスライドのようにカルーセル形式で配信したり、友だちを絞り込んで配信したりしたいと思いませんか?
L Dashなら、簡単な設定で配信できるようになります。


- メッセージの配信
- カルーセル形式をつかったメッセージの配信
- ターゲットを絞り込んだメッセージの配信
1.画像とテキストでメッセージを配信する
L Dashにログインしたら、ホーム画面の左メニューの「メッセージ配信」を押します。

画面下部のカレンダーアイコンを押すと、配信カレンダーが表示されます。はじめに、こちらについてご説明しておきます。

すでに配信予定のメッセージがある場合は、カレンダーに表示されます。「下書き」「配信待ち」「配信済み」「配信失敗」にチェックを入れて、絞り込み表示をすることもできます。
カレンダーアイコンの隣のアイコンを押すと、作成済みメッセージが一覧表示され、ステータス、配信ターゲット、配信日時、更新日時が確認できます。
それでは、新しいメッセージを作成していきましょう。
新しいメッセージを作成するときは、「+新規登録」を押します。

新規登録画面が表示されたら、管理用の「タイトル」と「タグ」を入力します。この「タイトル」と「タグ」は友だちには表示されません。タグは未入力でも問題ありません。

次に、テキストやLINEスタンプ、画像ファイルなどといった送信内容を作成するために「+新しいバブルを追加」を押します。ここでは、画像を追加してみましょう。
画像を追加したい場合は「画像」を押します。

「ここにファイルをドロップ」と表示されている箇所へ、あらかじめ用意しておいた画像ファイルをドロップします。
※画像はL Dash上では作成できませんので、あらかじめ用意しておきます。

そうすると配信される画面のプレビューが表示されます。画面下部の「登録内容の確認」を押せば、実際に配信される画面が表示されます。

続いてテキストを追加してみましょう。同じく「+新しいバブルを追加」を押します。

「テキスト」を選択します。

テキストを入力して「保存」を押します。そのあと、「登録内容の確認」を押します。

テキストと画像など、作成したバブルの順番を入れ替えたい場合は、バブル右側のアイコンをドラッグして表示順番を簡単に変更できます。

配信するメッセージが出来上がったら、「メッセージを検証する」を押します。
すると、配信設定画面に移行します。
まずは、配信ターゲットを設定します。
全ての友だちに同じメッセージを一斉配信する場合は「全ての友だち」を選択。
特定の友だちを絞り込んで配信する場合は「特定の友だちのみ」を選択します。
※絞り込んで配信する方法は「3. ターゲットを絞り込んでメッセージを配信する」で解説します。

「配信日時」は「今すぐ配信する」または「日時指定して配信する」から選択できます。メッセージの配信日時を指定する場合は、カレンダーアイコンから月日と時間を指定して、「配信予約する」のボタンを押します。

1-1.アイコンと表示名を変更して配信する場合
L Dashでは、送信するメッセージごとに、LINE内に表示される配信元のアイコンと表示名の一部を簡単に変更することができます。その方法を紹介します。
「アイコンと表示名」の「設定する」にチェックを入れると、画像と表示名の入力フォームが表示されます。

画像をドラッグして、大きさと画角を手動で調整して、「適用」ボタンを押します。

次に表示名を入力します。表示名は、友だち誤認防止のために、末尾に「 from ‘アカウント名’」が表示されます。
すると、このプレビュー画面のようにアイコンと表示名が変わります。

1-2.【使用例】お休みの日のお知らせを配信する
上記のようなメッセージ機能を活用した使用例をご紹介します。
例えば、画像とテキストを組み合わせて、下記のようにお盆休みのお知らせやお休みの日を配信することもできます。

2.カルーセル形式で一斉配信
メッセージの配信は、複数の画像をスライド表示させるカルーセル形式で行うこともできます。
「メッセージ配信」を選び、これまでと同様に「+新規登録」→「+新しいバブルを追加」を押します。

カルーセル形式での配信をしたいときには「Flexバブル」から「カードカルーセル」か「イメージカルーセル」のどちらかを選びます。
- カードカルーセル:画像に、見出し、テキスト、クリックするためのアクションボタンが入っています
- イメージカルーセル:画像にテキストが入っています。アクションボタンを設定することもできますここでは「カードカルーセル」を使って、講師紹介のメッセージを配信してみましょう。
ここでは「カードカルーセル」を使って、講師紹介のメッセージを配信してみましょう。

まず、「カラム1」で一つ目の画像を設定します。
通常のメッセージ配信と同様に、あらかじめ用意しておいた画像ファイルをドロップして画像を設定します。
続いて、タイトルと説明文を入力します。
左のプレビュー画面で見え方を確認しましょう。

次に、アクション欄を入力しましょう。
アクションタイプは以下の5種類があります。アクションラベルとアクションタイプは、このメッセージからどんなアクションを誘導するかで決めると良いでしょう。
アクションタイプの種類と使用例
- リンク:LINE内のブラウザで指定したURLを開きます。
(使用例)HPやキャンペーンサイトへ誘導するなど - キーワード送信:指定したキーワードを友だちのメッセージとして送信させることができます。キーワード応答と組み合わせて使いましょう。
(使用例)キーワードに「クーポン」と設定して、自動応答でクーポンを配信するなど - カメラ起動:LINE内カメラを開きます。
(使用例)写真を撮影してもらい投稿を促すなど - QRコードリーダーを起動:LINE内のQRコードリーダーを開きます。
(使用例)店頭のQRコードと連動したキャンペーンなど - LINE公式アカウント共有:LINE公式アカウントの共有リンクを作成します。
(使用例)SNSで情報を拡散してもらうなど
今回は、ホームページへのアクセスを誘導して、リンクを設定してみましょう。
まず、アクションラベルに「HPで確認する」など、ホームページへ誘導するテキストを入れます。
次に、アクションタイプで「リンク」を選択します。

すると、誘導先のURLを入力するフォームが表示されるので、入力します。

これで、「カラム1」の設定は完了です。
右上部の「+カラム追加」をクリックするとカルーセルで表示する写真を追加できますので、同様の操作で画像を追加していきます。

「カラム1」と同様に設定して、すべて入力したら「登録内容の確認」を押します。

するとプレビュー画面に複数の画像が横スクロールで表示されるカルーセルが表示されます。横矢印を押して各カラムの表示を確認して、問題がなければ「メッセージを検証する」を押します。

これで、カルーセル形式のメッセージは完成です。
通常のメッセージと同様に「配信設定」を行いましょう。
3.ターゲットを絞り込んでメッセージを配信する
メッセージ配信には、友だちを絞り込んで配信できるセグメント配信機能もあります。
例えば、「TOEIC受験希望」というタグが付いている友だちだけに「TOEIC対策コースの受付開始」というメッセージを配信する、というような使い方ができます。
メッセージの「配信ターゲット」や「配信日時」を設定・変更したいときには、右側に表示されている「編集する」(ペンアイコン)を押すと変更ができます。

配信ターゲットの「特定の友だちのみ」にチェックを入れると、配信ターゲット条件として「タグ」の入力フォームが表示されます。
あらかじめ定めておいたタグを追加すると、そのタグのいずれかをもつ友だちを配信ターゲットにできます。タグは複数追加できます。

さらに条件を絞り込みたい時は、「条件を追加する」を押し、友だちプロフィール項目から条件項目を選択して値を入力することもできます。
なお、友だちプロフィール項目は以下の項目が初期設定されています。
友だちプロフィール項目の初期設定
- 電話番号
- メールアドレス
- 郵便番号
- 住所
- 名前
これ以外の項目を追加したい場合は「友だちプロフィール項目を設定する」のページを参照してください。
配信ターゲットの条件を入力すると、自動的に「配信対象人数」が算出されるので参考にしながら条件を決定してください。

次に配信日時を設定します。「日時指定して配信する」を選択すれば、指定した日時にメッセージを配信することができます。
カレンダーアイコンから、年月日と時間を設定できます。

最後に「配信予約する」(今すぐ配信する場合は「配信する」)を押せば完了です。
