質問フォームの作成方法
- イベントの申し込みフォームを作りたい
- アンケートってどうやって作ればいい?
- テンプレートで簡単に作る方法が知りたい
LINE公式アカウントを運用していると、イベントの申し込みやキャンペーンの参加申し込み、アンケートなど、さまざまな用途でフォームを利用したくなることがあると思います。
L Dashには、簡単にフォームを作成できる機能があります。回答方法も自由に設定できるので、ぜひ活用してください。


- 質問フォームでイベント申し込みフォームやアンケートを作って配信する
- ドロップダウンや段階評価の回答欄を作る
- 質問フォームの回答と友だちプロフィール項目を紐づける
- 回答したユーザーへ自動返信でメッセージを送る
- 回答したユーザーに自動でタグ付けする
1.質問フォームを作成する
上部メニューの「LIFFアプリ」のタブを選択し、左メニューの「質問フォーム」を押します。
作成済みの質問フォームがある場合は、下部に一覧が表示されます。一覧の中からタイトルやタグで検索することもできます。

新しく質問フォームを作成する際は、「+新規作成」ボタンを押します。

するとウィンドウが立ち上がります。一から質問フォームを作成する際は「空白の質問フォーム」を選びます。
L Dashでは5つのテンプレートが用意されているので、その中から自分の作りたいものに近いテンプレートを選んで編集することもできます。

既存のテンプレート
- お問い合わせ
- 来店時カウンセリングシート
- 来店後サービスアンケート
- 見積依頼書
- イベント参加申込書
ここでは「イベント参加申込書」を選んで、編集する方法を解説します。

左側がプレビュー画面、右側が質問フォームの概要の設定画面です。
まずは下記の4項目を設定しましょう。
初めに設定する4項目
- 質問フォーム名:フォームのタイトル部分にあたります。
- 説明文:質問フォームの概要を説明します。
例)イベントの申し込みであれば、イベントの日時や会場などの詳細を入力します。
アンケートであれば、アンケートの目的や回答方法を入力します。 - 回答期間:質問フォームに回答できる期間を指定できます。設定しない場合は、回答期間が無期限になります
- 回答回数:ユーザーが回答できる回数を設定します。フォームの性質に応じて設定してください。
「質問フォーム名」を入力します。ここでは「体験会お申し込みフォーム」とします。
「説明文」は開催日時、場所、問い合わせ先を入れます。

回答期間を設定します。開催期日が決まっているイベントの場合は、「回答期間」も設定しておきましょう。
何度でも参加できるイベントやキャンペーンなどは、「設定する」のチェックを外すと「無期限」に設定できます。

編集が完了したら「次へ」ボタンを押し、質問内容を編集する画面に移ります。

「質問形式」を選択し、「質問」を入力しましょう。

L Dashの質問フォームでは、一つ一つの質問について、それぞれ回答方法を選択できます。質問形式は、以下から選択できます。
質問形式の回答方法
- 自由記述(短文):氏名や住所などを手動で入力して回答するもの
- 自由記述(長文):比較的長文で回答するもの。例)アンケートや備考欄など
- ラジオボタン:選択肢の中からユーザーが選んで回答。選択できるのは1つのみ。
- チェックボックス:選択肢の中からユーザーが選んで回答。複数回答が可能
- ドロップダウンリスト:別ウィンドウで表示された選択肢の中から回答。参加日時など選択肢が多い場合に使用
- 画像:ユーザーが画像をアップして回答
- 段階評価:1~10までの数値で回答。例)満足度アンケートなど
- 日付:カレンダーから日付を選択して回答
- 時間:別ウィンドウで表示された時刻から選択して回答

たとえば、体験会の参加日程を選んでもらう場合は、「ドロップダウンリスト」を選択し、質問欄に「参加日」と入れ、選択肢に参加日程を記入します。選択肢が足りない場合は「+選択肢を追加」を押すと新たな選択肢を記入できます。

質問フォームに「段階評価」を加えたいときには、質問形式で「段階評価」を選択します。
ここでは、英会話レベルを質問する方法を解説します。

質問形式を「段階評価」に設定し、質問欄に「英会話レベル」と入力します。
1~10までの数値が設定できますが、ここでは5段階評価にするために、最小値を「1」、最大値を「5」と設定します。

また、質問ごとに説明が必要な場合は、「説明文を追加」を押して質問に説明文を追加することができます。
さらに質問を追加したい場合は、「質問を追加」を押します。

「質問を追加」ボタンの右の「▼」を押すと、他の質問フォームから質問をインポートしたり、読み取り専用のテキストや画像を追加したりすることもできます。

「他の質問フォームから質問をインポート」の機能は、以前作った質問フォームの質問を再利用できるので大変便利です。ぜひご利用ください。
2.友だちプロフィール項目と連携させる
L Dashでは、ユーザーによる質問フォームへの回答情報を、そのまま友だちプロフィール項目に紐づけて、友だちプロフィール項目を自動入力することができます。
「質問フォーム」画面の右側に表示される「友だちプロフィール項目と連携」を押すと、紐づけたい友だちプロフィール項目を選択できるボックスが表示されます。

例えば、質問フォームで設定した「お名前」の質問に回答した内容を、友だちプロフィール項目の「名前」に紐づけると、この質問フォームに回答した友だちのプロフィール項目に、名前が自動的に入力されます。

電話番号やメールアドレスのほか、独自に設定した項目も同様に紐付けできます。ユーザー情報の効率的な収集に役立ちますので、ぜひ活用してください。
3.回答者への自動返信を設定する
ユーザーが質問フォームに回答した際に、自動返信メッセージを送ることができます。
ここでは、自動返信の設定方法を解説します。
質問フォームが完成したら「次へ」のボタンを押します。

上部に表示されている「自動返信」タブを押します。
まずは稼働設定を行います。

稼働設定は「配信数を消費する場合は自動返信しない」と「配信数を消費する場合でも必ず自動返信をする」のどちらかを選択します。
L Dashには、各プランで無料分のメッセージ配信数が定められています。配信数をなるべく節約したい場合は、「配信数を消費する場合は自動返信しない」にしておくことをおすすめします。
次に、返信メッセージを編集します。「自動返信メッセージ」の「編集する」を押します。

作成済みバブルから編集したいメッセージを選択して、文章を調整しましょう。

L Dashでは、あらかじめ自動返信メッセージが用意されているので、質問フォームの内容に応じて、適宜文章を変更してご利用ください。
「イベント参加申込書」や「お問い合わせ」などのテンプレートの場合も、テンプレートの種類に合わせた自動返信メッセージがあらかじめ用意されているので、うまく活用してください。

自動返信メッセージの編集が完了したら、「保存」ボタンを押して「登録内容の確認」を押します。

「メッセージを検証する」を押して、メッセージ内容の編集を完了します。
4.回答完了画面やユーザーに付与するタグを設定する
最後に、「その他設定」を行います。
まずは、「回答完了画面」でユーザーが回答を終えた際の完了画面の設定を行います。

メッセージを変更する場合は「編集する」から適宜変更しましょう。
次に、「回答完了アクション」を設定します。
「回答完了アクション」とは、質問フォームに回答した友だちに自動でタグ付けしたり、タグを削除したりできる機能です。
設定する際は「編集する」を押します。

この質問フォームに回答したユーザーに付けたいタグを入力します。
削除したいタグがある場合も同様です。

5.質問フォームのヘッダー画像を設定する
L Dashでは、質問フォームにヘッダー画像を設定して、デザインをカスタマイズすることができます。
「その他設定」タブの一番下の「テーマ」の「編集する」を押します。

「ヘッダー画像」へ設定したい画像をドラッグします。ヘッダー画像の推奨画像サイズは1500× 500pxです。

次に、「カラー」で質問フォームのタイトル部分やボタンのカラーを設定します。

「保存」を押すと、「画面プレビュー」に反映されるので、配信イメージを確認しましょう。

最後に、「基本情報」タブのステータスを「配信中」にして、設定完了です。
